フォレストワーカー3年目 研修生 大石さん


Q:今年の夏は暑かったですがいかがでしたか?
大石さん: 今年はなんとか耐えました(笑)
Q:1年目や2年目の夏はどうでしたか?
大石さん: ひたすら暑いのに耐えるというだけでした。体重が普段は60キロを超えているんですが、57キロぐらいまで一気に落ちました。暑いので水ばかり飲んでいました。
Q:水はどのくらい持っていくのですか?
大石さん: 基本的に3リッターは絶対持って行きます。それでも足りないですね。
Q:どのような作業をされてきましたか?
大石さん: 下刈りは当然あるんですけど、支障木伐採というのがあります。一般の民家からの依頼で、家の裏に山からかかる木を切ってくれといった仕事もしました。
Q:支障木伐採の作業は大変ですか?
大石さん: 現場ごとに状況が違って、倒すだけでその辺に置いておいていいよという現場なら楽なんですけど、切ったやつを片付けてくれとなると、どうしても機械が入らないようなところであれば人力になります。3人のチームなどでやります。
Q:1年目は大変でしたか?
大石さん: わからないことが多いので気疲れするっていうのもあります。
Q:3年目にもなると楽になりますか?
大石さん: 1年目2年目よりは段取りが慣れてきているので、その面では気持ち的に楽といえば楽ですね。
Q:体力的には?
大石さん: 年を取っていく分もあわせて、そんなに体力的に変わったなということはないかなと思います。
Q:林業に入ったきっかけを教えてください。以前の職業はなんですか?
大石さん: 商事会社の営業です。ひたすら頭を下げる仕事です(笑)
Q:転職した理由は?
大石さん: 景気が悪くて会社で希望退職の募集がかかりだしたくらいから、次は何をしようかなと考え始めました。
Q:林業を選んだ理由は?
大石さん: それが自分でもわからないんですよ。ただ漠然と、山で仕事ができたらなっていう感じで。丁度同級生の結婚式があって友達に会ったら、転職して林業をやっているという話を聞きました。
Q:友達から勧められて?
大石さん: それはまったく無かったですね。やめたほうがいいと言われました(笑)
Q:実際に林業を始めてみてどうでしたか?
大石さん: 林業に従事している人が高齢化しているということで、高齢の方でもできるような作業と思っていました。自分は若いので十分やっていけるだろうなという、ちょっと甘い考えがあったんですけど。(いざやってみると)きついですね。ただひたすらきつかったですね。体力的にもきついですし、段取りもわからないので。機械類の扱いも慣れていなかったし。
Q:その後どのように対応されていきましたか?
大石さん: 技術的なことは一緒に作業している先輩から教えてもらったり、じっくり作業の様子を見たりしました。
Q:体力的な部分ではどのように対応しましたか?
大石さん: 実際やりながら力がついたというのはあると思いますね。自分だけが体力的についていけないと他の人に迷惑がかかり、それが気になるので。
Q:お昼休みについて教えてください
大石さん: お弁当を嫁が作っています。あまり食べると動けなくなるのでたくさんは食べません。元々そんなに食べるほうじゃないので。
Q:食べた後は仮眠をとる?
大石さん: そういう時もありますが、自分はあまり仮眠をとりません。ラジオを聴いています。あとは山の中をうろついてみたりですね。
Q:作業中に危なかったと感じたことはありますか?
大石さん: 重機と一緒にするような作業ですね。重機で材を掴んで、それを自分が玉切りしたりするんですけど、その連携がとれないとどうしても。重機のオペレーターの人との呼吸が合わないと危ないですね。自分が痛い思いをするというのもありますが、迷惑をかけるっていうこともあるので(いつも気をつけています)。
Q:お休みの日はどんなふうに過ごしていますか?
大石さん: 山の仕事をする前までは釣りとかキャンプとかアウトドアな趣味だったんですけど、今は仕事場が基本的にアウトドアなので行かなくなりました(笑)
Q:ご家族からは仕事についてなにか言われますか?
大石さん: 自分が好きでしている仕事なので、その辺は理解してくれています。
Q:これから林業を目指す方に一言
大石さん: 山が綺麗になるのを見ると気持ちのいいものですよ。