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研修生の声

研修生の声

研修を受けながら、実際に森林の現場で活躍している
全国各地のフォレストワーカーの声をご紹介します。、
彼らの“声”をどうぞお楽しみください。

INTERVIEW

兵藤さん

栃木県
「緑の雇用」フォレストワーカー2年目

林業は“やりがい”のある仕事、
家族との時間も大切にできます

Q1.林業に入ったきっかけは?

東京で消防士をしていましたが、妻の実家の事情で栃木県佐野市に移り住むことになりました。引っ越してから、ハローワークの求人情報で林業という職業があることを知り、興味を持ったのがきっかけです。栃木県森林組合連合会主催の林業講習を受講し資格を取得でき、同じように林業を志す人たちに出会うことができました。

Q2.森林の仕事の魅力と厳しさ

林業のいちばんの魅力は、仕事自体に大きなやりがいを感じることです。木を伐る前と後では景色が変わります。それを見たときに、これだけ仕事をしたんだ!と実感できます。嫌なことは、自分はヤマビルが苦手です。衣服に付いていて知らずに家に持ち帰ることもあるので山でしっかり確認してから帰るようにしています。

Q3.暮らしぶりはいかがですか

家族は妻と娘が二人、もうすぐ三人目が生まれます。林業は、日の出からはじまって日没に仕事が終わるので、家族との時間を十分に持つことができ仕事と家庭のバランスが取ることができます。精神面でのストレスはまったくありません。今の住まいは幼稚園も近く、同じ年くらいの子どもも多いので子育てもしやすい環境です。

Q4.給与面での不安

給与面では、正直なところ前職に比べると劣ります。しかし、こちらでは妻の実家で採れた野菜をいただいたり、物価も以前住んでいたところよりも安かったりするので、給料が下がっても生活の質はそれほど変わりません。仕事の腕を上げていけば給料も上がります。

Q5.林業を考えている人にメッセージを

林業というのは、つらい仕事もあるし危険な仕事もあるので、それに耐える強い精神力が必要だと思います。もちろん体力はあるに越したことはないですが、仕事を普通にしていれば体力は自然に身につくので心配することはないと思います。体力よりも「やる気」や「覚悟」が大事だと思います。