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研修生の声

研修生の声

研修を受けながら、実際に森林の現場で活躍している
全国各地のフォレストワーカーの声をご紹介します。、
彼らの“声”をどうぞお楽しみください。

INTERVIEW

水出さん

群馬県
「緑の雇用」フォレストリーダー3年目

厳しさがあるから誇りを持てる
林業をかっこいい仕事にするのが夢です

Q1.林業に入ったきっかけ

もともとは宮大工さんに憧れていたんですが、だんだん材料になる木材の方に興味が出てきて、自分の力で木を伐って出す仕事に関心が移り林業を志すようになりました。今の会社は、知人に紹介してもらいました。会社はとても家族的な雰囲気で親身になってくれるので今までやってこられたのだと思います。

Q2.どんな仕事をしてきましたか

20歳のときにフォレストワーカー研修を修了し、現場代理人を任されました。現場では、いちばん若い人が一回り以上年上で緊張しましたが、情熱で年の差の壁を乗り越えました。23歳のときにフォレストリーダー研修を修了しました。最近、後輩が入って来て、自分が育てなければという意識が生まれ、それがモチベーションになっています。

Q3.JLC(日本伐木チャンピオンシップ)にチャレンジ

23歳のときにJLC世界大会の予選が行われることを知って参加しました。ジュニアクラスは私一人だったので1位でしたが世界大会に行くには得点が1,000点以上で、私の得点は995点だったので悔しい思いをしました。24歳からはプロフェッショナルクラスになり、強豪揃いなので結果は出せませんでしたが、今後も挑戦していきたいです。

Q4.将来の夢はなんですか

海外視察に行く機会があり大きな刺激を受けました。林業機械も日本と違い、ベースマシンから林業向けに造られています。ヨーロッパでは林業はとても地位が高く、かっこいい職業で周囲から尊敬されています。林業はきつい仕事ですが、それ以上に誇りを持てる仕事です。林業の地位を向上させる活動をしていくのが夢です。

Q5.林業を考えている人にメッセージを

林業ってどんな仕事だろうと思われている方も多いと思いますが、すごく気持ちがいい仕事です。そしてすごく誇りに思える仕事なので、自分の人生をかけて取り組んでみて欲しいです。自分にはちょっと無理そうだなと感じる人も、森でかっこいい仕事をしている奴らがいるんだということを心の片隅に置いてくれるとありがたいです。