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研修生の声

研修生の声

研修を受けながら、実際に森林の現場で活躍している
全国各地のフォレストワーカーの声をご紹介します。、
彼らの“声”をどうぞお楽しみください。

INTERVIEW

大宮さん

奈良県
「緑の雇用」フォレストワーカー2年目

林業は、山・川・海、
そして町の暮らしを
守る仕事でもあると思う

Q1.林業に入ったきっかけは

以前は病院関係の洗濯工場に勤めていましたが、休日をとりにくかったので、家族との時間を増やせる仕事を探し、林業に転職しました。入ってから伐倒の作業もしていますが、最初は失敗ばかり。しかし少しずつですが上達しています。狙った方向に正確に木が倒れたときは「やった!」という気持ちになります。倒れるときの音も迫力があります。

Q2.林業できつかったのは

いちばんつらかったのはスズメバチに刺されたことです。シダの茂みの中を歩いているときに、目の前をハチが飛んでいるので手で払ったらそれがスズメバチで、急いで逃げましたが合羽の上から何か所も刺されました。仲間がすぐに病院に連れていってくれました。スズメバチは絶対に手で払ってはいけません。

Q3.暮らしぶりはいかがですか

残業がないのがいちばんありがたいです。家に帰って家族と共に過ごせます。仕事は午後4時半には終えます。そこから1時間ぐらいかけて帰りますが、家に着いてからは自由な時間です。前職では子どもと一緒に食事をすることはほとんどなかったのですが、今は毎日一緒にご飯を食べ、よく話をして遊んであげています。

Q4.林業の魅力は何ですか

林業は、仕事と家庭のバランスをとることができ、仕事を生きがいにすることができます。また、地域や社会の役に立つ仕事です。特に感じるのは、森林の仕事は水源を守り、土砂を川に流出させないことにつながっています。山の環境だけでなく川や海、人々が暮らしている町を守る仕事にもつながります。

Q5.林業を考えている人にメッセージを

林業は怖いというイメージが強いかもしれませんが、やっていくと怖さの原因がわかってきます。原因がわかれば、だんだん楽しさが上回ってくるようになります。皆さん、怖がらずにどんどん林業界に入って来てください。