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研修生の声

研修生の声

研修を受けながら、実際に森林の現場で活躍している
全国各地のフォレストワーカーの声をご紹介します。、
彼らの“声”をどうぞお楽しみください。

INTERVIEW

瀬川さん

富山県

北アルプスの自然に魅了されて
移住して林業を始めた

Q1.林業に入ったきっかけは

私が林業の世界にはいったのは、趣味の登山を通じて自然豊かな場所での生活や仕事に憧れたのがきっかけです。富山県朝日町を選んだのは、北アルプスの朝日岳を登ったときに、自然の美しさにすごく魅了されたのが1番の理由です。移住するなら林業を生業にしたかったので、ちょうど朝日町の地域おこし協力隊で林業部門を募集していたのも良かったです。

Q2.朝日町での暮らしはどうですか

朝日町に引っ越したときは新生活への期待で胸がいっぱいでした。ただ、積雪地帯で暮らした経験がなかったので、しっかり暮らせるかといった不安はありました。それから林業で生計を立てながら、朝日町の自然を体験しています。朝日町は「春の四重奏」が有名で、桜やチューリップ、残雪の北アルプスを一目見ようと全国や海外から多く観光客の方がいらっしゃいます。私が1番好きなのはヒスイ海岸から見る夕陽ですね。ぜひいらしてみてください。

Q3.日々の現場ではどんな仕事していますか

私は2018年に移住してはじめに刈り払い機とチェンソーの資格を取って林業ライフをスタートさせました。林業で大事なことは大きな怪我や事故がなく1日の終わりを迎えられることだと思っています。林業の現場は危険を伴います。これからの暮らしを考えると、より真剣に林業へ向き合って生活基盤を築く必要があります。
私の現場では、素材生産や造林以外の事業もあります。例えば、ヒスイ海岸の遊歩道の拡張工事での伐採や、雪や病気で枯れた木を調査して伐採する仕事もしています。林業は地域で暮らす人の安全環境を整備するような公共性が高い仕事でもあります。

Q4.林業を考えている人にメッセージを

林業はいい仕事です。ですが体力や神経をすごく使います。移住にあたっては山の中の生活とかへの憧れはありますが、生活の変化に適応することも大事です。最初に移住する地域は利便性のいい地区や自由な環境からスタートするのもありです。私も暮らしているところは町内で利便性の良いところです。まずは一歩を踏み出して林業の現場を見学して体験してみるところから始めてみてください。