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研修生の声

研修生の声

研修を受けながら、実際に森林の現場で活躍している
全国各地のフォレストワーカーの声をご紹介します。、
彼らの“声”をどうぞお楽しみください。

INTERVIEW

岡田さん

青森県

日本伐木チャンピオンシップ(JLC)
で林業を知り次は世界大会へ

Q1.林業に飛び込んだきっかけは

チェンソーの技術を競う日本伐木チャンピオンシップ(以下、「JLC」)の大会をみて林業の世界に飛び込みました。それまで林業は知らなかったのですが、チェンソーに一目惚れして、ちょうど林業の会社を立ち上げる知人もいたのでチャンスだと思ってチェンソーを握るようになりました。家族や周りから林業会社で働くと言った時は、「仕方ないな」という感じで受け入れてもらいました。
「チェンソーが持てる」という期待しかありませんでした。ただ、男性だけの職場だったので、体力的についていけるかどうかは不安がありました。

Q2.JLCに向けてどういう生活していたのですか

私は5年前から働き始めました。チェンソーで伐倒するようになって思うことは、木を狙ったところにピタッと倒すのは難しいですね。1年目は仕事の流れを覚えるのに集中して、JLCに向けた練習は4年前から始めました。週末は師匠に見てもらい、平日も仕事が終わって時間があれば会社の事務所で練習していました。伐倒などの練習が好きなのでほぼ毎日取り組んでいて、今も修行中です。JLCの競技ルールでチェンソーの刃を動かしている時に、足を動かしてはならないというのがあります。これは仕事の現場でも刃が回っている時に足を動かすと思わぬ怪我につながるのでその辺りは同じですね。
その甲斐あって、前回の大会ではレディース部門で優勝して、2023年4月の世界大会に出場する予定です。国内予選の結果には満足していなくて、試合で自己ベストの記録を出せるようにしていきます。

Q3.林業を考えている人にメッセージを

林業は危険を伴いますが、皆さんが運転と同じようにルールを守って仕事をすればあまり危険はないです。今は高性能林業機械のおかげで、男女を問わず力仕事が減っているので、仕事しやすくなってきています。女性でもチャレンジしてみてください。