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研修生の声

研修生の声

研修を受けながら、実際に森林の現場で活躍している
全国各地のフォレストワーカーの声をご紹介します。、
彼らの“声”をどうぞお楽しみください。

INTERVIEW

加藤さん

徳島県

大学時代、木の彫刻をしていた私は、
木そのものを扱う仕事を選びました

Q1.林業という仕事を選んだきっかけは?

私は新卒で林業に入りました。大阪で大学に通っていて、彫刻、それも木彫りをやっていました。いざ就活となったときに、どうしてもパソコンを前にデスクワークをするというイメージが持てず、そのときにふと思ったのが、木に触れてきたし、山も好きだし、林業をやってみたいなということでした。その話を友人にしてみると、ちょうど「自分のおじさんが林業に携わっている」と。実際に徳島で社長をやっている方で、とんとん拍子で話が進んだという次第です。

Q2.実際に体験してわかった林業の魅力とは?

実際に働き始めてみると、やっぱり楽しいですね。気楽さや自由さがあるし、仲良くできるいい人も多いです。もちろん真夏の草刈りをはじめ、厳しい現場もありますし、年を経るごとに責任感も増してきて、多少気楽さも減ります。それでも、外で仕事ができるということが、何といっても林業の魅力です。働きながら動物を見たり、休憩中に川に浸かりに行ったり、自然に触れて体を動かし、マイナスイオンを浴びながら仕事ができるせいか、毎日すっきりします。ストレスとかもたまりにくいような感じですね。

Q3.移住して働くことについての感想は?

大阪で大学に通っていて、徳島で就職するとなったときには、家族や親戚から「なんでわざわざ徳島に行くの?」みたいなことは言われました。友達は「行ってらっしゃい」と応援してくれる人が多かったかな。自分としては「来たからにはもうやるしかない」といった心境でしたね。引っ越したばかりの頃は「飲食店が閉まるのが早いなあ」とは思いました。やはり徳島は大阪とは人口から違いますから。ただ、私自身は徳島ののどかさやのんびりしたところ、静かなところは気に入っていますよ。

Q4.将来の夢について教えてください!

今後の夢といっても特にはなくて、まずは健康でい続けること。仕事に関しては、この先も死ぬまで林業を続けていこうかなとは思っています。というか、将来他の仕事をしているなんて想像がつかないんですよ。それだけ、この林業の仕事にはやりがいがあるということでしょう。現在のこの仕事の楽しさが将来もずっと続いていくことを願っているんです。

Q5.林業を目指そうという人へメッセージを!

自分としては、まず「林業は楽しい」ということを伝えたいですね。今はYouTubeとかでもいろいろ見ることができるので、同じ感想を持つ人もいるんじゃないですか? 林業の楽しさについての興味が湧いてきたら、実際に見に行ってみたり、林業に関するイベントなどに顔を出してみることをおすすめします。林業の体験会みたいなものは全国規模でやっているはずですので、まずは一度、気軽に参加してみたらいいと思います。